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どうも、べーやんです。
アシスタントを経てスタイリストになると絶対に乗り越えなければならない壁、「指名」。
逃げても逃げても追いかけてくる最強の壁。
今回はこの「指名」について問わず語りしていきたいと思います。
美容師にとっての「指名」の大切さ👇
目次
指名をつけたいなら人と違う事をしろ!
結論から言いましょう。
指名をつけたいならすぐにでも人と違う事をするべき!
断言できます。
その理由と対策を見ていきましょう。
人と同じことをする美容師は指名されない
あなたが他の美容師と違うところはどこですか?
もし、あなたがお客様だったとして、
どこの美容室に行ってもどの美容師に担当してもらっても、同じ空間、同じ時間、同じ話、同じスタイルになるとしたらあなたは誰かを指名しますか?
恐らく誰も指名しませんよね?というか誰を指名したらいいかわからないというのが本音かもしれません。
そつのない仕事と言えば聞こえはいいですが、結局あなたの事をお客様は何とも思わないのです。
人と同じ = 誰でも同じ
コンビニに行ってお弁当が全部幕の内弁当だったら「どれにしよう?」なんて迷いません。
どれでも同じ。
あなたも幕の内弁当になってませんか?
お客様の待っている美容師
さっきのコンビニの話の続き。
幕の内弁当だらけのお弁当コーナー。
お客様は呆れて他のコンビニへ。お店の業績は右肩下がり。
あなたが店長ならどうしますか?
お客様が食べたいお弁当を置きますよね?
学生は唐揚げ弁当もしくは牛丼、主婦はスパゲッティ、大工さんは?学校の先生は?
いろんな方の食べたいものを想定してお弁当を選ぶときっと喜ばれます。
「これが食べたかったんだ!」
そんなお客様の声が聞きたいですよね。
美容室がコンビニで僕ら美容師がお弁当。
お客様がどんな美容師を待っているのかを客観的にとらえる事ができれば自分がどんな美容師であるべきかが見えてきます。
人と違いを出すための3つの具体策
とはいえ人と違う美容師になるのはたやすくはありません。
いきなりカットが上手くなる事もすごいカラーができるようになる事もありえません。
技術は一朝一夕で身に付くものではありませんからね。
それじゃあ何で人と違う美容師を目指せばいいのか?
ヒントは至る所に無限に転がっていますよ。
べーやんがスタイリストとして店舗異動をした時、先輩スタイリストが3人いる状態でした。
僕だけ指名ゼロスタート。
そこでべーやんができるだけ短時間で指名を増やす為に実際に行った他の美容師と違いを出すための具体策を紹介します。
他のスタイリストが提案していないスタイルを会得する(レイヤーカット)
まず最初に調べたのが他の先輩のカット(お客様のスタイル)の特徴。
結果メインのカットはグラベースでお手入れのしやすいもの。
明らかにレイヤーが少ない。
加えてセニングでの毛量調整がメインだったので、べーやんはレイヤーのスタイル提案と毛量調整はストロークをメインにする戦術をたてました。
その後は必死にそのスタイルと技を勉強してお客様に徹底してアプローチ。
「~さん、もしよかったらこんなスタイルに挑戦してみません?絶対楽になりますよ」
踏んではいけない爆弾はカルテを確認しながら、アグレッシブにいきましょう。
自分が得意なスタイルではなくお店の苦手なスタイルを強化する事でたくさん指名を頂く事に。
美容師は長くお客様を担当すると必ず自分の型が定着しますからね。そこに隙が生まれるのです。
名刺を渡すときの工夫
こちらもスタイリストの仕事をチェック。
名刺を渡すときの定型文が
「もしよかったらお願いします」
というものだったのでべーやんはお客様一人ひとりに合わせて変える事に。
ずっとフリーで長年通ってくれてる歳が近いお客様には、
「今異動してお客様をつけないといけないんですが、、是非協力して頂けませんか?」や
あえて、
「なんでいつも指名をされないんです?もしよければ、僕なんてどうです?」
とか若い高校生なんかは
「絶好調のべーやんじゃけヨロシク!」
こんなことまでやりました。
名刺を渡す時ですら、いくらでもやり方がある。
他の人がやってない事を意識すれば結果としてお客様の記憶に残る美容師になれます。
要は全力で「指名してください!」と言えるか。
カッコつけてもダメです。
以前上司が女の子に告白もしてないのに付き合える訳ないじゃんと言ってましたが、正しくですね。
面と向かってお客様に告白しましょう。
以外と喜ばれるものですよ(笑)
お客様との距離感
僕以外のスタイリストは僕より4つ以上年齢が上でどうやっても貫禄で負けてしまう。
ここで僕は逆転の発想で周りのスタイリストが大人な仕事をするのとは反対に元気な接客で攻める事に。
お客様との距離をほかのスタイリストより近づける事でお客様の懐に忍び込む作戦ですね。
ただ気をつけなければいけないのが、接客。
若いスタイリストが中身のない接客をガツガツするとかなり鬱陶しいですよね?
大人は子供の背伸びくらいはお見通しですから。
そこで僕は、大人のお客様の感覚に少しでも近づくために
- そのシーズンで旬なドラマを3つ必ず見る
- 毎日ニュースを3回見る
- 月に本を3冊読む
この3点を徹底的に継続しました。
これは40~50歳の主婦もしくは仕事のできる大人の男性と同じ目線で会話をするためです。
そうするとお客様から少しづつ
「べーやん君って忙しいのにドラマいつみてるの?」とか
「若いのにいろいろ知ってるよね」
なんて言われるようになり、
若いのにしっかりしてるスタイリスト
としてお客様に評価していただき、結果として技術の説得力も出てきて勝手にカットが上手なスタイリストになるのです。
しっかりしていると思っている人が創るスタイルはなんだか安心できると思いません?
【まとめ】必要なのはオンリーワンかナンバーワン
他の人と違う事を見つけ出して取り組むことが、結果として指名を伸ばすとう内容でしたが、一つだけ注意が必要です。
それはただ違えばいいという訳ではなく、一番大切にしなければいけないのは
お客様が求めている美容師像の中でまだ供給されていない所で勝負する
この部分はき違えて解釈してしまうと指名は増えません。むしろ減る可能性すらあります。
指名を勝ち取るという事は、その満たされていないニーズの中で
オンリーワンかナンバーワンになる事。
これが達成できた時、自分に満足のいく結果がついていくのだと思います。
ただし、これは簡単な道のりではありません。
なりたい美容師ではなく、なるべき美容師
そしてべーやんのブログでは事あるごとに使う2つの言葉。
行動と継続
もしあなたが自分の結果と取り組みに胸を張る事ができなのであればきっとこの言葉が刺さるはずです。
いい時間を積み重ねて、素敵な美容師になってほしいと思います。
アシスタントの方もぜひ読んでみて!👇
トップページにリクエストBOXを作ったので、みなさんが記事にしてほしい事があればなんでも言ってください!できるだけご期待に添える記事を書きますよ!
という訳で【現役美容師の問わず語り】を最後まで読んでいただきありがとうございました!
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