どうも、べーやんです。

 

いわゆる縮毛矯正といったシャキシャキのストレートから最近はナチュラルなストレートと少しずつその立ち位置をかえているストレート。

 

今のアシスタント達は知らないだろうなぁ。

 

スピエラ使えないなぁ~とかシステアミンが出てきた時のこれだっとか笑

振り返ればストレートパーマもいろいろ歴史あったんだなって思います。

 

という事で、この度はストレートパーマの一液について問わず語りしたいと思います。

 

アシスタント達、必見!

 

2液の酸化剤と役割についてはコチラ👇

【理論】パーマ、ストレートパーマの2液の種類と役割

2018年11月19日

軟化(膨潤)と還元の違いとパーマのプロセスについてはコチラ👇

【理論】軟化(膨潤)と還元の違いとパーマのプロセス

2018年11月22日

 

お客様からみたストレートパーマの立ち位置

 

べーやんが見習いアシスタントとして美容師を始めたのが12年前の2006年。

 

その頃は丸めるとか立ち上がりとはそんな概念はあまりなく、どこまで真っ直ぐ伸ばせるか選手権みたいな感じでカッチカチのストレートが主流。

お客様も「縮毛矯正でお願いしますっ!」みたいな雰囲気で、真っ直ぐすぎるとちょっと雰囲気が・・・って方はデジタルパーマも一緒にというのが多かった。今でもデジタルパーマとストレートパーマを合わせる方は全然いますけどね。

そうして、うちの組織も「上質ストレート」と銘打って柔らかくナチュラルになるストレートいった新しい概念が少しづつ浸透してました。

 

お客様としても

 

ストレートパーマ(縮毛矯正)= 超まっすぐ

 

という時代から10年以上の時を経て、

 

ストレートパーマ = その人に合わせてデザインするストレート

 

へとその概念は変化してきたことを肌で感じます。

 

分かりやすく言えば、顔周りの根元はしっかりと伸ばして中間から毛先に向かって軟化を弱くする。トップはボリュームを残すために根元3センチはあけて1液を塗布。逆にアンダーはしっかりと締めたいので5ミリまで寄せる。

アイロン操作もその然りで丸さを調節したりボリュームをコントロールする。

 

こういった調節を一人ひとりの髪質や年齢、好みに合わせてデザインしていく時代に。

 

それ故なのか、お客様自身のが高くな要望が上がって来たのか、はたまたヘアーの状態なのかわかりませんが今の若い子にとってのストレートパーマというメニューそのものへのハードルも合わせて高くなって来たような気がします。

 

ちなみに僕が美容師をする以前は一液後にアイロンをするのではなく下敷きみたいなものを張り付けて放置するという「今」からしてみればかなり斬新なやり方が主流だったみたいですね。

 

そういう意味では、お客様にとってのストレートパーマはとてつもない進化してきた。という事になりますね。

 

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ストレートパーマで使う還元剤

 

ここで当たり前の確認ですが、

 

還元剤は毛髪内のーs-s-結合(シスチン結合)を切断するための薬剤

アルカリ剤は毛髪を軟化膨潤させるための薬剤

 

以外に還元と軟化の意味が曖昧になってるスタッフが多いんですよね~。

ここであまり難しい事を言う事はありませんがこれくらいはおさえておきましょう。

 

チオグリコール酸アンモニウム   医薬部外品

 

いわゆる「チオ」。

アルカリ性で還元力があって作用が安定している。

その代わりパサつきやすいのが弱点。

アンモニウムは揮発性が高いことから刺激臭があるが、結果的に毛髪に残らず残臭がしにくい。

 

昔からずーっと使われている還元剤の一つ。

 

他にチオグリコール酸モノエタノールアミンがあり、アルカリ剤に違いがあり揮発しにくいので施術中の刺激臭は少ないが残臭とダメージに繋がりやすい。

 

システイン   医薬部外品

 

こちらも昔からお馴染みの「シス」。

 

チオグリコール酸よりも還元力が弱く矯正する力も弱い。

 

その分柔らかな質感が得られるが単品で使用されることはほとんどなく、大抵の場合「チオ」とミックスして「チオシス」として使用される。

 

システアミン  化粧品

 

弱酸性~微アルカリ性でありながら高い還元力を持つ。

分子量が小さいことから低アルカリで、毛髪を軟化させずに浸透するためダメージを最小限に抑える事ができる。

デメリットとして刺激臭が残ることが挙げらる。

 

ラクトンチオール  化粧品

 

俗にいう「スピエラ」。

 

酸性でありながら、システインほどの還元力をもつ。毛髪を膨潤させずに還元するため手触りやダメージをかなり抑える事ができる。

デメリットとして、施術中の刺激臭はシステアミンを上回る。

 

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まとめ  奥が深いストレートパーマ

 

ざっと還元剤の種類と特徴をまとめましたが、どうでしょうか?

 

他にもサルファイトやアルギニンなどの還元剤もあるんですが、

「そんな名前の還元剤もあったっけな?」

ぐらいで十分です。

というかラクトンチオールも使ってないから覚えなくていいかも・・・笑

 

流れとしてはシステアミンの登場により一気に幅が増えて、いろんな還元剤の混合でダブル還元トリプル還元のような還元方法も生まれてきました。

それぞれの還元剤の特徴をうまく掛け合わせてよりダメージを少なくより効率的に施術できるようにするための進化ですねぇ。

 

補足としては「チオ」だから必ず強いわけではなくpHアルカリ度濃度によって効果や強さが変化します。

ですから還元剤が何を使っているかだけを頼りに薬の強さを測ると甚大な施術ミスにつながる事があるので注意が必要です。

 

いつも言う事ですが、知識は活かしてなんぼのものです。確かな技術とそれを裏付ける知識が合わさる時にお客様はその人をとことん信頼します。

張りぼての中途半端な知識や技術ではお客様にはバレてますよ。

気になることは最後まで勉強して始めてプロですからしっかりと突き詰めて考えるクセをつけましょう。

 

という事で還元剤についてご説明させていただきましたが、ストレートパーマは奥が深い。

アイロン操作から2液までまだまだ勉強する事があります。

またアップするので楽しみにしていて下さい。

 

2液の酸化剤と役割についてはコチラ👇

【理論】パーマ、ストレートパーマの2液の種類と役割

2018年11月19日

 

【現役美容師の問わず語り】を最後まで読んでいただきありがとうございました!

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