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美容師の必修スキル 【接客】
どうも、べーやんです。
いきなりですが、美容室での仕事はなんでしょう?
大きく分けると技術と接客。
お客様に心身ともにリフレッシュしていただく事。
技術はそのほとんどが目に見えてわかるものですが、接客に関しては良し悪しが判断しづらいものだと思います。
良し悪しがつきづらいものだからこそ、そこに美容師としての価値を上げる道があると思うんですね。
そこを曖昧にせずにしっかりとしたものさしを持つことが今後重要になってくるでしょう。
そして接客はとても深い。
そういったわけでこの度は美容師の必修スキル【接客】について問わず語りしていきたいと思います。
美容師の常識はお客様にとって非常識
美容師という仕事はかなり特殊で赤の他人に1m未満の距離で、長ければ数時間もその空間ですごす、それも髪を触られながら。
よくよく考えてみると異様な状態なんですよね。
街を歩いていて知らない人が1m未満の距離で歩いてたらどうです?さらに髪をなでられたりでもしたら。
僕ならとりあえず競歩ばりのスピードになるでしょうね。
美容室に行く事はそういう事だと理解してお客様はいらっしゃいますが、特殊な空間であるという事を肝に銘じて下さい。
美容師を続けていくと次第にこんな当たり前の感覚も薄れていくものです。
美容師の常識とお客様の常識は違う。
お客様はどう思うだろう?といった基本的なこと忘れず、美容師本意の仕事にならないように日頃から努めていきましょう。
接客マスターは売れっ子への第一歩
日頃からよく口にする【接客】。
辞書をひいてみると「客に応対すること。客を接待すること」ってな具合にあっさりと説明されています。笑
美容室のみならず、接客を主とする職業だとこんなに簡単な言葉ではないですよね。
本当の意味での【接客】とはなんなのか、目的は何なのか?
接客業をしている人ならしっかりと理解する必要がありますよね。
細かなところまで気遣いのゆきとどいた美容師は必ず売れます。
そのうえで美容室として行っていく【接客】を細かく分類して整理していきましょう。
接客マナーの基本
まずは基本中の基本、接客におけるマナーを確認しましょう。
- 丁寧な動作
- 言葉遣い
- 身だしなみ
- 立ち振る舞い
当たり前すぎて説明は割愛したいくらいですが、もし出来ていない事があれば黄色信号ですよ!
スタッフルームのドアは静かに開け閉めできてますか?
お客様の年代、生活に合わせた言葉を選べてますか?
シャツはアイロンがかかってますか?
ドライヤーのコンセントは丁寧な所作で抜き差しできてますか?
サロンのフロアに立ってる以上は全ての行動、所作がお客様の評価の対象です。
接客マスターは基本ができてこそ。この接客基本マナーができているか、毎日確認しましょう。
接客は後出しジャンケン
べーやんは息子とジャンケンをして負けたことがありません。
なぜか?
後出しするからです。
でも息子は気づいていないのです。
なんの話をしているかって?
実はこれこそが接客における最重要項目なのです。
相手の思っている事を先に読み取る = 洞察
この洞察を鍛える事でお客様に対して最も適した接客を行うことができます。
例えば、カラーの放置時間にホットコーヒーをを頼んだお客様がいたとします。
お客様 「なんか、足元寒いな・・・・(心の声)」
スタッフ 「あ~、なんか暑いなぁ~、冷房入れよっと」
お客様 「コイツっ!ホットコーヒー頼んだんだから、少しは察してよね(心の怒りの声)」
ん~,最悪ですね。この後のカラーが少しでも気に入らなければ二度とお客様はご来店して頂けないでしょう。
正解はこうですよね!
お客様 「なんか、足元寒いな・・・・(心の声)」
スタッフ 「ホットコーヒー??もしかして寒いのかな・・・」
「お客様、何だか寒くないですか?もしよければひざ掛けをお持ちしますよ」
お客様 「それじゃあ頂くわ。ありがとね。(ここのスタッフは気が利いてるわ~)」
理想ですね~、この赤字のところが洞察です。
お客様の気持ちを察することが出来ていれば、必ずお客様の満足度は上がる。
ただし、誰でも最初からお客様の気持ちを完璧に推し量る事ができるわけではありません。
日頃からお客様だけでなく先輩や後輩の心の吹き出しになんて書いてあるのかを感じながら仕事をする事で少しづつ洞察力が身についてきます。
一朝一夕では身に付く能力ではないので、継続的な努力が必要です。
美容室における【接客】とは?
美容室における【接客】とはなんですか?
お客様に接すると書いて【接客】。
本当の【接客】の目的は
お客様とサロンを繋ぐ事
ただ闇雲に接客すればいいのではなく、【接客】は目的を達成するための方法です。
お客様の心をうかがうのも、全てお客様に喜んでいただきそして、またお店に来て頂く事。
この【接客】本来の目的を忘れず、よりよい【接客】を目指しましょう。
これで一旦締めさせて頂こうと思いますが、如何せん【接客】は深い。
また細かく掘り下げた内容をアップさせていただきますので楽しみに指定手ください。
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【現役美容師の問わず語り】最後まで読んでいただきありがとうございました!
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