どうも、べーやんです。
べーやんが務めてるサロンは広島の中でもぼちぼち郊外にありまして、全部で10店舗以上あるグループ会社なんです。それ故、リクルートや集客、教育には通常のサロン以上に取り組む必要があるんですが、時代と共にやるべき事が変わってきてるのを肌で感じる今日この頃。
今回は新規のお客様の集客について、今思う事を問わず語りしたいと思います。
美容室の存続のためには総客数の10%以上は新規のお客様が必要。
さらにうちのようなグループサロンが成長するには若手育成のためにさらに沢山の新規のお客様に来ていただく事が必要不可欠。
先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る。
自分たちの置かれてる立場においての先とは何か?
目次
今までの集客方法
フリーペーパー時代
10年前までですかね、ネットはホームページくらいでメインの集客ツールは紙媒体。フリーペーパーと言った方がわかりやすいかもしれません。もちろん、口コミや紹介のお客様も多いのですが、それでも全体の60~70%のお客様がフリーペーパーでの来店でした。
その手の業者も多くて、新しく作ったフリーペーパーどうですか?なんて電話も多かったですし、かなり儲かったんでしょう。今じゃ全くないですけどね。
記事のデザインも印刷会社が作成してくれてそれなりのスタイルが数枚あれば成立してたので、美容室としてもすごーく楽でした。全部やってくれてたんでそりゃ楽ですよね。
ずーっとこの時代が続けば悩む事もないんですが、そう簡単にはいかないのが世の常。
飽きがきたのか、飽和したのか。最初は厚みがあったフリーペーパーも掲載してる美容室もだんだんと減り、なんとも薄っぺらいものに。
そしてだんだん減る新規のお客様。焦りイライラする店長。暇を持て余す若手スタイリスト。
負のスパイラルの完成です。
そして最後に
「店長、話があるんですけど・・・・」
いや~怖いですねぇ。
ホットペッパービューティー時代
一つの時代が終わればまた新しい時代が始まるもの。
黒船ホットペッパービューティー時代の到来です。
スマホブームに乗り、パソコン以外でサイトを検索する事が日常化した昨今。その大きな波に乗り産まれた「ホットペッパービューティー」。
夜中に布団でスタイル探してそのまま予約。
これまでの本でヘアスタイルを探すという文化がひっくり返された瞬間でした。本屋に並んでるヘアカタログもだいぶ減りましたもんね。
今は当たり前のように使われてますけど、莫大な量のヘアカタログといつでもネットで予約ができる便利機能。さらにはポイントつきますよってこりゃとんでもない。
これを一元化した「ホットペッパービューティー」はまさに時代の覇者ですね。
すぐさまべーやんのサロンも取り入れました。
しかしここで問題が発生。
それまでのフリーペーパーの記事などはほとんど担当に任せていたことにより、「ホットペッパービューティー」のページ編集、スタイル撮影、ブログ等の必須作業がはかどらない。
ネットは無知、スタイルも撮らない、ブログも書けない。三拍子揃ってます。
郊外型ゆえの弱点ともいえますね。(郊外でもしっかりされてる所もあります笑)
それでもやらねばと少しずつ勉強をしてエリアの中でもまずまずのデータが作れるようになってきました。
そしてずーっとこの時代が続けば悩む事もないんですが、そう簡単にはいかないのが世の常。
また少しずつ「ホットペッパービューティー」での新規のお客様が少なくなってきているという所が現在です。(まだまだ総客の15%くらいは新規のお客さまが来てるのでヤバイって事ではない)
その中でさらに掲載料の値上げなどが起こってくる可能性があり、それはあちら側のいい値である事。そして「ホットペッパービューティー」に対する依存度が高いサロンほど断る事ができないという点。
背景としては「ミニモ」や「カトモ」等の若手スタイリストがモデルハントを兼ねた集客など若者をターゲットとしたアプリが少しずつシェアを伸ばしてきてる事が挙げられます。
べーやんのサロンでもスタッフが活用してますよ!
さて、これから地方郊外型サロンはどんな戦い方をしていくべきなのでしょうか?
SNSを活用した個人ブランディング時代
べーやんの会社では年に2回ほど東京や大阪の都市部の第一線で活躍してる美容師さんをお招きして勉強会をしていただいてるんですが、もうだいたいおっしゃることは決まってるんですよ。
SNSでの個人ブランディング。
もっと具体的に言えば「インスタ」。

あっちで超売れっ子になってる美容師で「インスタ」でアウトプットしてない人は一人もいないのです!
先日お招きした東京は表参道で活躍されてる女性スタイリストさんも「インスタ」で新規指名のお客様が80人きてくれたと言ってました。
80人て、やばくないですか?しかも個人で。
ただし3年間毎日SNSでのアウトプットを怠らずに続けた結果です!
まぁ遠方に講師として赴く場合はだいたい数字は盛る傾向にあるんで少しあれかなぁなんて思いますけど、それでもすごい。べーやんのサロンの総新規数に等しいですよ。
地方の郊外サロンと東京の表参道を比べるのもどうかと思いますが・・・
広島でも市内のサロンさんなんかはすでに「インスタ」戦争は起きてると思います。
間違いなくいえるのは東京、大阪や大型の街に勤める美容師さんの狩場は間違いなく「インスタ」等のSNSであること。これからの美容師さんならなおさらです!
店舗集客から個人ブランディング集客のへと確実に移行してきているんですね。
【まとめ】地方の郊外これから
東京大阪などの激戦区でそれなりの結果を出していくのにSNSでの個人ブランディングが必要不可欠だという事がわかりましたが、地方、さらに郊外のサロンはこれをどうとらえるべきなのか?
現状を改めて確認するとまだ急ぐ必要がないレベルでの新規集客の減少。今後少しずつ辛い展開になっていくことが予測できますね。
そこでどうするか?
やっぱり郊外サロンでじSNSでの個人集客をしていくしかないと思います。
月並みですが、やはり勝ってる人の真似をする事。
市街地と地方の郊外って確かに客層も違うし、戦略も変える必要があると思うんですけどそれはやるべき事の比重が違うだけであって、これはしなくていいとか、これだけしてればいいって話ではないんですね。
郊外のサロンの強みはお客様の固定率。(93%~95%)
これをしっかりと維持しながらSNSを活用して+αしていく。
これをしっかりと取り組めば郊外サロンでも必ず出すべき結果はでる!
少しずつ変わる時代の中からやるべき事を見つけ出したら、
やるかやらないか。
継続するかしないか。
自分に言い聞かせてる所です。。。。
ちなみに「インスタ」と「ぐるなび」が提携して飲食店の予約がとれるようになるみたいですよ。
それじゃ次は何が起こるか・・・・
こうやって次の展開を予測しながらやるべき事を見つけたら、あとはやるだけ続けるだけ。
べーやんもがんばります。
【現役美容師の問わず語り】最後まで読んでいただきありがとうございました!
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