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ルビオナ スキャルプモイスチャーの必要性
どうも、べーやんです。
なんだか年々頭皮のトラブルを気にしてるお客様が増えて来ましたよね。特にカラーリングをするお客様に多い。もちろん頭皮に直接薬剤を塗布する施術ですから当たり前といえば当たり前なんですが・・・
という事でべーやんのお店ではこれからさらに増えるであろう頭皮トラブルに向け【ルビオナ スキャルプモイスチャー】を導入しました。
【ルビオナ スキャルプモイスチャー】とは?

2017年にLebeLから発売された新しいカラーライン「ルビオナ」。
わかりやすく説明すると、従来のカラー剤よりもアルカリ量などを減らして髪と頭皮にとことん優しいカラー剤って感じで言いと思います。自然由来成分94%のカラー剤で【スキャルプモイスチャー】と【カラーセラム】を合わせて使う事でより効果的に髪と頭皮の状態をケアできるといったアイテムですね。
その中でも【スキャルプモイスチャー】は超万能なアイテムで頭皮のケアに優れてるんです。
- カラーの放置時間を利用してエイジング(アミノ酸)
- 頭皮のバリア機能をサポート
- カラーの刺激を軽減
カラー前に頭皮を保護する事で格段に頭皮をいい状態になるんですね。頭皮トラブルがない方も頭皮ケアとしても有効です。
さらにファッションカラーでもグレイカラーでもブリーチでも使えるところもグッド。めちゃめちゃ使いやすい!ただマニキュア、ヘナなど別の染料の場合のみ使用を控えて下さい。
これから年々増える頭皮トラブルに対してかなり有能なアイテムといえるでしょう!
増え続ける「カブレ」「アレルギー」
【スキャルプモイスチャー】が必要になる背景として世論的にも「カブレ」「アレルギー」に対して意識が高まりつつあるという事があります。
2015年にニュースで大々的に取り上げられてしまった美容室での「カブレ」問題。
http://www.news24.jp/articles/2015/10/23/07312973.html
☝日テレニュース24 ヘアカラー頭皮トラブル 5年で1,000件
いきなりの報道でびっくりしたのを覚えてます。お役所が総出で美容室に入るんじゃないかと思うくらい取り上げられてましたからね。
今更パッチテストがどうのこうのって正直、暗黙の了解の世界ですからなかなか困った話でしたよ。
しかし、日本でもこれから平均年齢の上昇とともに増えてくる「カブレ」、「アレルギー」に対してしっかりと技術と知識を身につけておいた方がいいですね。
パッチテストをするかしないかは置いたとしても、その義務や起こりうる事象についても前もってお客様に説明をしていく事も意識しておかないといけないのかもしれません。
カブレとは?
美容室における「カブレ」とは俗に言う「刺激性接触皮膚炎」に分類され、刺激性のある物質に触れることで起こる皮膚炎です。
主に痛みやかゆみを伴う症状でカラーを塗布した直後から「ピリピリする」とか「しみる」などのうったえがある場合のほとんどが「刺激性接触皮膚炎」になると思います。
この場合、大事に至るケースは少ないのですが、お客様の状態をしっかりと把握し最大限フォローする事が大切です。ただし、ブリーチ等のパワーの強い剤を使用する場合は気をください。べーやんも昔3回ブリーチをしてネープから血が出てきた事があるので笑。
アレルギーとは?
美容室における「アレルギー」とは「アレルギー性接触皮膚炎」と言い、特定の物質にアレルギーをもっている人だけに起こる皮膚炎です。
原因となる物質に触れてから1~2日後に発赤や湿疹、腫れといった症状のピークがあらわれるほか、かゆみが強く、接触した部位を超えて炎症が広がるのが特徴です。
いつかジャニーズの中居くんが美容室でカラーをして顔がパンパンになったって話がありましたが、まさしくこれが「アレルギー」ですね。ずっとカラーしてて今までは何もなかったのに急に症状がでるのも特徴です。一度発症してしまうと体がその物質を覚えてしまうので今後その使用は控える必要がありますね。
ずっとグレイカラーをしていた僕のお客様も耳の裏がただれて病院にまで行くことになった例もあります。
美容室でありえるアレルゲンがカラー剤に含まれる「パラフェニレンジアミン」が原因になることがほとんどなので、カウンセリングの際はしっかりと確認が必要にです。
【スキャルプモイスチャー】の守備範囲
美容室で起きる頭皮のトラブルにも種類があることがわかったところで【スキャルプモイスチャー】の出番!
と、言いたいところなんですが【スキャルプモイスチャー】にも守備範囲があるんです。
健康な頭皮・・・・・・・・・・カラーからのダメージを防ぎ、エイジング効果も期待できる。
「カブレ」やすい頭皮・・・・・効果◎ ☝の効果に加えて大幅に刺激を軽減。
「アレルギー」タイプの頭皮・・効果△ ☝の効果はあるが、アレルギー反応は起こる。
健康な頭皮にはもちろん「カブレ」を起こしやすい頭皮には絶大な効果があります。ただし、「パラフェニレンジアミン」等の「アレルギー」系のトラブルには使用しても解決しないので注意を。
「アレルギー」に対しての対応策
「パラフェニレンジアミン」等が入った酸化染毛剤の使用をやめる!これがまず第一!
代替品としてマニキュア、ヘナ等のアレルゲンの入ってないアイテムを使用する。
実際にべーやんのお客様でアレルギー反応のあったお客様にはマニキュアで対応させてもらってます。染めないわけにはいきませんからね。
まとめ
今後起こりうる頭皮トラブルに対して取り組みをしていくことは必須。消費者庁まで動いてくるとますます問題ですからね。そういった中で【スキャルプモイスチャー】は保護ではなくケアを前提としたてポジティブな提案ができる使いやすいアイテムです。
原因や状態によって必要な技術、アイテムも変わってくるので、しっかりとしたカウンセリングで起こりうるトラブルに対処していきましょう。最低でも「カブレ」と「アレルギー」に関してはおさえといてください!
お客様の不安を取り除きより楽しい美容タイムを過ごしていただきたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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