【美容師】自分の給料を自分でだしてみよう!

どうも、べーやんです!

全国で働いている美容師さん!

皆さんは自分の働きに対して貰っている給料で満足できていますか?

僕が思うにほとんどの方が不満を抱いているのではないでしょうか?

逆に言えば、自分の給料が何故そのくらいなのか、その理由も知らないですよね?

という訳で今回は自分の給料を自分で計算してみようじゃないか!を問わず語りしていきたいと思います。

※今回の内容は正社員で勤めている美容師さん向けの内容なので悪しからず。

正社員と業務委託の給料バランスを知っておく

手元の給料を論ずる前に正社員の手取とフリーランス(個人事業主)の手取では全然意味が違ってくるので、まずそこを理解しましょう!

詳しくはコチラ👇で触れていますが、

【美容師転職】ちょっと待って!本当に業務委託になるの?

2020年10月20日

手取の額面で比べた時に

正社員の手取 × 1,5~2倍 = フリーの手取 

で同じ程度の給料になると思ってください。

総支給じゃなく、手取ですよ!

社会保障、厚生年金、有給etc.様々な未来への保障を正社員は受けていますのでそれを価値化するとって事ですね。

表にすると

正社員の手取 フリーの手取(業務委託)
150000円 230000円以上
200000円 300000円以上
300000円 450000円以上
400000円 600000円以上
500000円 750000円以上

 

 

 

 

 

かなり粗めですがざっくりとこんな感じ!

フリーランスになると儲かるぜ!っていうのはちょっと安易かもしれんですね!

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店舗の支出を理解する

僕は若い時に、

若きべーやん
売上60万あるんじゃけ40万ぐらいくれよ!

なんて思ってた事もありました。が、今なら

青二才が!お前は本当に救いようのないアホや!

こういい放つでしょう。

美容室というのは実店舗を構えて行うビジネスモデルなので、想像以上に経営にかかる支出(出ていくお金)が多いのです。

支出にもいろいろとパターンがあるのですが、わかりやすく言うと、

  • 家賃
  • 返済
  • 人件費
  • 材料費
  • 水道高熱費
  • 通信費
  • 広告宣伝費
  • 雑費
  • 税金諸々
  • その他(税理士、労務士、更新費etc.)

もう山ほど支払うべき事が多いのです。

こんなにも沢山の支出があるのに、かつての僕は雇われ正社員でありながら自分の人件費を売上から66%も欲しがっていたという訳ですね。

自分ひとりで上げた売上ならまだしも、集客はお店のホットペッパー頼み、加えてアシスタントをゴリゴリに使って、さらには4、5年くらいかかってやっとこの数字・・・

まさに愚の骨頂、穴があったら入りたいとはこの事。

と、話は少しそれましたが、要するに美容室の経営は皆さんが思っているよりもはるかに

支出が高い!!!

売上から支出を払って残ったものが利益。

それはしっかりと店舗や会社に留保させるべきものです。

全部が全部使っていたらいざという時に皆さんに給料が支払えなったりするんです。

自分が経営者になったつもりでしっかり理解しましょう!

自分の給料を計算してみる

お店の支出がわかると、自然と経営状態も分かってくるようになります。

うちって儲かってるんやな~とか、全然ヤバいじゃんとか。

イメージが大事、イメージが!

そして、皆さんの給料の計算の根拠には、お店の経営状況がかなり関わってくる=一概には計算しづらいのである程度の参考として聞いてください。

自分の技術指名売上(平均) ー アシスタント人数 × 50万 ÷ スタイリスト数 × 50% = 自分の給料

ここで出た自分の給料を

正社員の手取 フリーの手取(業務委託)
150000円 230000円以上
200000円 300000円以上
300000円 450000円以上
400000円 600000円以上
500000円 750000円以上

 

 

 

 

 

ここのフリーの手取から正社員の給料を参照してください。

実はこの式の根拠を業務委託サロンの還元モデルに、アシスタントの生産性をスタイリストで折半するという考え方で作ってます。

ただし違うのが、売上を指名売上にしている点で、 あまりにも指名売上が少ない場合は指名売上 + 総売上(技術のみ)) ÷ 2 で少し高い設定にできると思います。

その他の要素として、先ほどお話したお店の経営状況(支出)によってパーセンテージは変わってきます。

家賃や返済が高い(好立地や内装にお金がかかっている等)は売上が高くても厳しいはずです。

ちゃんと稼げる体制を作れていれば高く還元できるでしょうし、厳しい状態なら低い還元率になるでしょう。

逆を言えば、会社やサロンはしっかりと還元できるモデルを設計していく必要があるとも言えますが・・・

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まとめ 給料を上げたいならお店の利益を増やせ!

自分の給料を査定してみていかがでしたか?

この計算はある程度ざっくりですが、美容室における人件費率に照らしているのでそこまで間違った計算にはなってないハズです。

分かりやすく言えば、売上の45%~50%が人件費

通常の美容室ではこの割合が限界だと認識してください。

それじゃどうやって自分の給料を増やせばいいのか?

それはお店の利益を増やす事!

その方法は至ってシンプルで

・実績(指名売上)を増やす事

・自分の役割を増やす事

実績については、売上が50万なら100万をめざす!

そして役割を増やすとは、

お店の支出をアナタの能力で下げる事です。

例えば、広告宣伝費。

ホットペッパービューティーの月の費用が25万だとします。

それによって集まる新規客が50人。

これを代わりにアナタのインスタで継続して50人集客できたとします。

インスタでの運用は原則無料ですから(リスティング広告などは別)実質ホットペッパービューティーにかかる広告宣伝費が不要になりませんか?

つまり、売上は変わらず25万円の支出が無くなった事になり、お店の利益率は格段にあがります。

そしてその集客を代行しているアナタの価値は高くなり役職が与えられ、必ず給料が増えます。

他にも典型的な例でいえば、材料費。

一般的にサロンの材料費は売上に対して10%前後といわれています。

300万の売上だと30万。

これを1%落とす事が出来れば、材料費は27万になり3万の節約になります。

年額にすれば36万、これをボーナスの原資として社員に還元する事ができます。

他にも挙げればキリがないほどできる事があるでしょう。

与えられた業務をこなして偉そうにされてもオーナーは困るでしょう。

会社に対して求めるものがあるなら、与えれた以上の価値を示せ!

そこがスタートラインですよ!

自分の価値を上げて豊かになりましょう!

という訳で現役美容師の問わず語りを最後まで読んでいただきありがとうございました。

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