どうも、べーやんです!
コロナウイルスの影響からか美容室での滞在時間を気にされるお客様もちらほら出てきましたね。
カットとカラーリングを一緒にすると2時間弱かかっちゃうのが怖いんでしょう。
そういった方達にばっちりなのが、ナプラから発売されている【エヌドットカラークイック】シリーズ!
これはおよそ10分で白髪が染まるといったもの。
ウチでは白髪染めをだいたい30分は置くようにしているので、かなりの時短ですよね!
でも、メーカーのいう事を鵜呑みにするのは違うと思うので、早速実験開始!
【エヌドットカラークイック】シリーズは本当に早く染まるのかについて問わず語りしたいと思います!
↑まさかと思ったら通販で売ってるのね・・・
使い方が大変なので一般のお客様のご自宅での使用はおススメしません。
目次
比べるのは エヌドットカラークイックQB-6 と ケアテクト6NB
検証の仕方は、12レベルにリフトさせた毛束に(白髪の毛束がなかったので代用)
・エヌドットカラーQB-6 と ケアテクト6NB
・それぞれを5分、10分、20分、30分放置する
※ブリーチでリフトさせた毛髪は白髪よりも染まりがよくなるので、しっかりと前処理をして調節してます。
検証のポイントとして、クイックの10分とケアテクトの30分の染まりの結果が最重要なので要チェックです。
加えて確認しておきたいのは、クイックを長く置きすぎた場合のリスクも見ていきます。その他はケアテクトは早く流すとどれくらい薄く染まるのか?というのも相対的に見れますね。この辺りは新人アシスタントにはいい検証になると思います。
いざ、検証!!

白い方がクイックです!
塗布します!

このまま時間ごとに流していきます!
それッ!
結果はいかに・・・
5分で流す

右がクイックです。
かなり濃さに差が出てきました。
明らかにクイックの方が濃い!
ケアテクトの方はかなり薄いベージュといった感じで、白髪染めとしては無しレベルですね。
10分で流す

ケアテクトも少し濃くなってきましたが、それ以上にクイックが濃くなりました!
一応クイックは10分が標準タイムですがその後のタイムもおっていきましょう!
20分で流す

ん?クイックがどんどんドス黒くなってきている気が・・・
ケアテクトの標準タイムはまだですね。
30分で流す

ケアテクトの標準タイムです!
うん、6NBって感じです。
クイックに関しては濃いいぜ!って感じ!
明らかにケアテクトよりも濃くなってしまいました。
薬剤ごとの染まり
ケアテクト相対

左から早く流した順番です。
標準タイムである30分まで緩やかにティントが濃くなっているのがわかります。
やはりケアテクトは30分が標準タイムであるという事が立証されましたね!
クイック相対

↑がクイックの毛束。
左から早く流したものです。
こう見ると5分時点での染まりは若干薄いものの10分からはしっかり染まっている事がわかります。
そして10分以降も染まり続け、30分時点では3~4レベルまで暗くなっています。
つまりクイックを使用する際は10分では染まるが、オーバータイムに気をつけるべき!という事になります。
ケアテクト30分とクイック10分

左がケアテクトで右がクイック。
こうしてみると若干ほど、クイックの方が濃く感じます。
そもそもケアテクトは他のグレイカラーより明るい&染まり薄いのでなんとも言えませんが、日頃ケアテクトを使っている人は参考になると思います。
まとめ エヌドットカラークイックは10分で染まるッ!!
結果としてエヌドットカラークイックは10分で染まる!!という結論に至りました。
注意事項をまとめると
・ケアテクトよりも少し濃く染まる可能性アリ
・オーバータイムも濃く染まる
・色落ちの具合がわからない
・頭皮や毛髪への刺激、ダメージが未知数
といった具合でしょうか?
とはいえ、10分で確実に染まるというのは日々のサロンワークに大きな幅を持たせてくれることは間違いありません。
薬剤の特徴と使い方をしっかり見極めればミスも起こらないと思いますので、是非使ってみて下さい!
という訳で今回も現役美容師の問わず語りを最後まで読んでいただきありがとうございました!
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