どうも、べーやんです!
毎年新卒が入社する度に給料について説明をするんですが、そのつど
「社会保険って何ですか?」という質問。
君らしっかり求人票で福利厚生をチェックして美容室決めてるよね?(笑)
でも学生さんは知らない方がおおいんですよね。
という訳で毎度説明するのも面倒なので問わず語りしていきたいと思います。(僕のわかる範囲で笑)
この記事を読むと
社会保険・厚生年金の仕組みがわかる
社会保険・厚生年金の説明ができるようになる
先輩たちも後輩から質問されて答えれないとカッコ悪いぞ(笑)
正直ググれば一発なんですが、できるだけわかりやすく簡単な部分だけ抜粋して説明しますね!
目次
そもそも全員が何かしらの公的保険制度に加入する必要がある
小難しい事は抜きにして、僕らは日本で暮らしている以上は何かしらの公的医療保険に属している必要があるんです。
そしてその保険の種類には大まかに
・国民健康保険(国民年金)
・社会保険(厚生年金)
この2つに分類されます。
社会人になる時に(実際は学生の時も)、自分が勤める会社で加入する保険が「国民健康保険」か「社会保険」なのか?そしてそれがどんな内容なのか?
要するにそういうお話なのです。
なぜ学校の先生は「社会保険」を推すのか?
美容学校の先生に就職先についてアドバイスと聞くと、
「「社会保険」に入ってる所がいいよ!」
と口をそろえて言います。
その理由は、「社会保険」の方が明らかに働き手にメリットが多いからです!
【社会保険・厚生年金】と【国民健康保険・国民年金】の違い
そしてここからが本題です!
加入する保険が違えば、受けられる保障も変わってきます。
その違いについてみてみましょう。
- 会社が保険料を半分見てくれる
- 産前、産後育児休暇中の保険料免除制度あり
- 老齢年金が国民年金分も+される(倍になる感覚?)
- 傷病手当金、出産手当金(日当の約3/2)
- 扶養制度あり
- 国民年金のみの場合 40年満額で月々の支給額が約65000円
- 産前、産後育児休暇中の保険料免除制度なし
- 傷病手当金、出産手当金なし
- 扶養制度なし(世帯年収で算出?)
他にも違う部分はあるのですが、わかりづらくなるのでいったんここだけ理解しましょう!
後輩に【メリット・デメリット】伝える時のポイント!
後輩に伝える時はこういいましょう!
国保に比べて、
・将来もらえる年金が増える
・扶養家族が増えても保険料は増えない
・受けれる給付が国民健康保険より多い
・保険料の半分を会社が負担してくれる
・育児保険期間中の保険料の免除を受ける事が出来る
ここが伝えれたら大丈夫!!
一応デメリットもあって、
・独り身だと国保より保険料が増える可能性がある
・賞与にも社会保険料がかかってくる
この辺だけ補足程度に知っておきましょう!
要するに、
会社が年金も含めて保険料の半分を収めてくれてるので、受けれる保障と受け取れる年金が全然違うんよ!
これでオッケーです!
【背景】昔は社会保険に加入してない美容室がほとんどだった
ちなみに、なぜ社会保険に入っているかどうかという話になるのかというと、昔の美容室はほとんど社会保険に未加入だったという事実があるからです。もしかすると現在でも未加入の美容室があるかもしれませんが、それはかなりヤバイです。※ちなみに個人事務所でなおかつ5人以下については加入の義務はないらしい
ただ基本的に屋号が「株式会社」や「有限会社」「合同会社」「一般社団法人」「NPO法人」は社会保険に加入の義務があるので求人票で簡単にわかると思います。
個人でやっている美容室なんかは社会保険に未加入の所もあるので就活中の学生の場合はここをしっかりとチェックした方がいいですよ!
という訳で、今回も現役美容師の問わず語りを最後まで読んでいただきありがとうございました!
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