どうも、ベーやんです!
この度はルベルより「エドルブリーチ」が発売という事で、今作の謳い文句である
「劇的な明るさ」
が実際のところどうなのか?を問わず語りしていきたいと思います!
ついでに最近発売されたばかりの「N.ブリーチ」のリフト力も比べてますので合わせてどうぞ!
目次
エドルブリーチの特徴と注意事項
まず、先程も申し上げましたが、エドルブリーチの最大の売りは「リフト力」。
その根拠として、エドルシリーズではおなじみの《シナジーオイル処方》で毛髪への薬剤の浸透を高め、赤みの元となるフェオメラニンへの漂白作用を強化し、より赤みのないハイトーンをデザインできるというもの。
要するに、ダメージはそのままで「リフト力」を高める事に成功しました!って事ですね。
注意が必要なのは、最近当たり前になってる「プレックス系」の成分は含まれず、いわゆるケアブリーチではないという所は知っておいた方がいいですね。ケアブリーチとしての効果が欲しい場合は同社よりプレックス系アイテム(ジカルボン酸、レブリン酸)があるのでそちらを添加する必要があります。
その際、最大の売りであるリフト力が減力する恐れがある可能性もあるので合わせて注意が必要でしょう。
今回の検証材料はエドル vs N. vs ファイバープレックス
今回リフト力を比べるのに選んだブリーチは
- エドルブリーチ
- N.ブリーチ
- ファイバープレックス(ケアブリーチ)
この3つ。
結果を予想するにあたってケアブリーチは普通のブリーチに比べて多少暗くなるハズ。
ファイバープレックスのリフト力に関してはコチラを参照してください👇
となるとエドルブリーチとN.ブリーチの一騎打ちになるのではないでしょうか?
結果が楽しみです。
コストとグラム単価
検証をする前にコストとグラム単価を確認しましょう。
・エドルブリーチ
※サンプルの写真
3,000円 350g 1g当たり 8.5円
・N.ブリーチ

3,000円 500g 1g当たり 6円
・ファイバープレックスブリーチ

3,800円 450g 1g当たり 8.4円
コスパ順で行くと
1、N.ブリーチ
2、ファイバープレックスブリーチ
3、エドルブリーチ
という感じ。
ファイバープレックスが高いのはケア剤が入っているのでしょうがないところですが、エドルブリーチのコストが思ったより高いのが気になるところ。プレックス系のアイテムを添加するとさらにコストアップするのでお客様の負担を考えると中々考え物かもしれないですねぇ。
とはいえ結果でコストを上回る事ができればいいので検証していきましょう!
検証!
使う毛束はこちら

例のごとくお客様から頂戴した8レベルくらいの人毛。
薬剤は左からエドルブリーチ、N.ブリーチ、ファイバープレックスブリーチ。
最近のブリーチは白いんですね。
そして混ぜた時のツーンとした匂いがエドルとN.はないんですよね。特にN.ブリーチは無臭に近いです!
これはポイント高いですね!
という訳で塗布をして30分放置。

そして結果は・・・エドルはリフトするのか?
今回の検証の目的
エドルブリーチのリフト力は高いのか?
みてみましょう!

どうですか?
確かにエドルブリーチを使った毛束の方が0,5トーンほど明るくなっている!
さらに赤味も少ない気がする・・・
N.ブリーチとファイバープレックスブリーチはトントンくらい。
まとめ エドルブリーチは明るくなる!けど・・・
結果としてエドルブリーチはN.ブリーチとファイバープレックスブリーチよりも明るくなる!という結論に至りました。
まとめると
- エドルブリーチは上がる
- N.ブリーチは匂いが少ない、むしろ無い
- エドルブリーチとN.ブリーチはなんかクリーミーで塗りやすい
こんな感じですね!
べーやんのサロンではファイバープレックスブリーチがメインのブリーチでしたがこの度の結果でエドルブリーチもしくはN.ブリーチへの入れ替えも検討しないといけないと感じました。
ただ1点だけ懸念材料があるとすれば、
エドルブリーチのコストは高い!
コストがかかればお客様の料金にも影響がでますからね。用検討、用検討。
進化のスピードは著しいカラー業界なので常に新しい材料にアンテナを張っておかないといけないですね!
という訳で現役美容師の問わず語りを最後まで読んでいただきありがとうございました。
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