どうも、べーやんです!
以前記事にした【髪質改善トリートメント】ですが、平成は最後4月にメニュー化したところ、約二ヵ月で20人程度の新規客にご来店いただく事ができました。※髪質改善トリートメントのみの新規数
これにもともとの顧客の方が40人程度施術させて頂いてますので、合わせて60人。これは売上構成比で言えば約7パーセントにもなりそうな勢いです。
正直取り組み自体はそれなりといったところなので、これからもっと力を入れて取り組めばもっともっと売上の軸として柱を立てていけそうな気もします。
ただ、【髪質改善トリートメント】に依存したブランディングは中長期的な視点で言えば、いささかリスクを感じるところではありますので、今後どのような立ち位置にしていくかはかなり大事な要素かと思います。
とはいえ、これから数年はニーズの高い商品であり続ける事は間違いないと思いますので、【髪質改善トリートメント】で使われる主な成分と結合などについて問わず語りしていきたいと思います。
【髪質改善トリートメント】の工程についてはこちらを参照ください👇
目次
髪質改善トリートメントの主成分と特徴
グリオキシル酸
分子量 小さい
3種類の結合
- 水素結合
- メチレン結合(アイロン熱で水分を飛ばすことで結合)
- イミン結合(アイロン熱で水分を飛ばすことで結合)
最も強い効果といわれているのが、グリオキシル酸。
反面、グリオキシル酸は酸が強すぎるという一面もあり、カラーの変色、ダメージ毛の断毛などネガティブな要素も多くあるのが難点。
使い方次第でよくも悪くもなるので注意が必要です。
レブリン酸
分子量 大きい
2種類の結合
- 水素結合
- イミン結合(アイロン熱で水分を飛ばすことで結合)
比較的マイルドで使いやすい酸。
グリオキシル酸に比べると効果は下がるものの、安定的でカラーへの影響度も低い。
悪い所が少ないバランスタイプ。
グリコール酸
分子量 小さい
2種類の結合
- 水素結合
- アミド結合(アイロン熱で水分を飛ばすことで結合)
レブリン酸と同じく安定的で使いやすいが、結合する力が比較的弱く、効果がわかりにくいのが難点。
【まとめ】どの成分をつかうのがいいのか?
それぞれの酸で特徴が違うので、どれを使うべきか悩むところ。
まとめると、
1回目から効果がでやすいのがグリオキシル酸、ダメージ毛やカラーの時に使いやすいのがレブリン酸と考えてもいいかもしれませんね。
この辺の内容も実践をもとに検証していく必要がありそうです!
そのほかにも、ストレートで評価の高いクオラインからも髪質改善アイテムが出るみたい。
まだまだ理解しきれていない部分の多い【酸熱トリ】髪質改善トリートメントですが、もっと内容を深めていければと思います。
という訳で【現役美容師の問わず語り】を最後まで読んでいただきありがとうございました。
カットについての内容も👇
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