どうも、ベーやんです。
やっと発売になったedol(エドル)ですが、まだ導入しようかどうか悩んでるサロンさんも多いと思います。
特にハイトーンカラーに関しては断トツの強みを持ってるエドルですが、カラーのスペックや使用感を知らないまま新しい薬剤を導入するのはどうしてもリスクがありますからね〜。
というわけでそんなサロン様に変わって、実際にモデルで検証しましたので、問わず語りしていきたいと思います。
目次
エドルは単色で十分!(仮説)
なぜ単色で十分なのか?
イルミナカラーで慣れてるサロンは、ハイトーンカラーの場合恐らく黄色味に応じてオーキッドやトワイライト等の紫系補色の調整を常に頭に入れて、薬剤の設定をされてると思います。
ここのバランスがけっこう難しい!!
補色が弱いと黄色くでるし、強いとピンクっぽくなる。
それ故イルミナカラーは絶妙な設定が求められるアイテムなんですよ。
しかし、この点がエドルは違う。
このハイトーンの難しい補色の調整がすでにされているんです。
だからエドルはハイトーンカラーで起きる難しい設定が最小限になります!
基本的なティントの量とリフトの計算だけで十分。
これはハイトーンカラーのお客様が多いサロンかつ経験年数の少ないアシスタントが多数在籍しているサロンにはこの上なくありがたいお話ですよね~!
逆を言えば自由度が少し少ないとも言えますが・・・
イルミナカラーとエドルカラーの違いを検証してます👇
単色(補色無し)でいけるかモデルで検証
という訳で早速先ほどお話した「エドルは本当に単色でいけるのか?」つまり「補色のバランスが適正にされているのか?」をモデルにて検証していきたいと思います。
今回のモデルは

・2週間前にダブルカラー履歴
・すでに退色
・痛みで毛先に色が入りやすい
こんな条件です。
そこに今回はGr9を単品(補色なし)で使用していきます。
オキシは6%を使用します。
まずは根元3cmを塗布
ハイトーンカラー(特にブリーチ後やストレート、パーマ履歴がある髪)で起きやすい、根元は黄色くて毛先はがっつり濃い問題。
これを避けるために根元から塗っていきます。

この時、状態によってどこまで根元の薬剤で塗布していくのかが変わってくるので注意しましょう。
ノンタイムで薬剤を薄めて毛先にオン

時間差を利用してティントをコントロールする方法もありますが、ハイトーンの場合はある程度の放置タイムが必要になるので、つながり、モデルの負担、営業の回転などを考慮するとノンタイムでの塗布が基本となるでしょう。
その時、根元と同じティント設定の薬剤で塗布してしまうと毛先の色が深く入りすぎる事が予想される&エドルのティントは他メーカーの薬剤に比べて濃いのでクリアで薄めて使用します。
今回は根元のGr9とクリアを1:1で薄めてます。(毛先の入り具合の予想が難しかったのでけっこう薄めに調合してます。)
そしてそのまま30分前後放置しましょう。
仕上がり エドルは単色ベースで使える!(ケースによるけど)
そのままシャンプーとトリートメントをして仕上げです。
ちなみに今回は検証が目的なのでチェック後の修正や再塗布はしてません。

根元から中間のティントが薄かったものの毛先はしっかりとグレージュになってました。
改善策としては根元をGr5に変更すればさらに安定した結果なるはずです。
とはいえ、補色の調合無しにここまで安定的にグレージュが出せるのはポイントが高いですね!
結果として
エドルは単色ベースで使える!!(場合によってはⅤ(パープル)やP(ピンク)の調合は必要)
もちろんもう少し検証は必要ですが、イルミナカラーのような細かな調整が少なくて済む設計になっている事がわかりました。
やはりエドルはハイトーンカラーに強い!
これから導入を考えるサロンにはおススメできるスペックですね!
という訳で【現役美容師の問わず語り】を最後まで読んでいただきありがとうございました。
エドルに関する記事はコチラ👇
イルミナカラーのお話はコチラ👇
こんにちは。
美容師歴十年の者ですが、とても有益な情報をわかりやすく発信しており、感銘をうけました。
若手向けや店長、経営者向けまで多く勉強されている方で、とてもいい記事ばかりです。
業界発展にとてもつながると思いますので、早速周りの美容師にシェアしようと思います。
じまみつさん
コメントありがとうございます!
一緒に頑張っている美容師さんに読んでもらえてると思うと、やる気MAXです!
何か記事にして欲しい事などあれば、コメント下さい!出来るだけ頑張って書きたいと思います!
べーやん