どうも、べーやんです。
2019年平成も最後という事もあって各メーカーからどんどん新しいアイテムが発表されています。
今回は、先日紹介したルベルの【エドル】の対抗馬、ロレアルより3月に発売されるオイルカラー【iNOA】の特徴と今後について問わず語りしたいと思います。
目次
【iNOA】イノアとは?
世界を股にかけるロレアルが持って来た新常識カラー。これまでのカラー剤は主な基材が『水』であった事に対して、【iNOA】はその60%が『オイル』になっている事が大きな違いです。
なんだかピンと来ないかも知れませんが、こんな構造でカラーを作ってるメーカーはほかにありませんから一体どんなものなのか気になりますよね?
そしてその効果を最大限に高めた「オイルデリバリーシステム」こそ【iNOA】最大の特徴と言えます。
ではオイルになると、これまでのカラー剤とどうちがってくるのか、特徴をまとめてみました。
「オイルデリバリーシステム」の効果
「オイルデリバリーシステム」の効果は大きく分けて以下の3つにわかれます。
ダメージレス
【iNOA】独自のオイルの浸透圧でカラー剤を毛髪に浸透させる技術で、アルカリ量をカットすることにより不要なキューティクルの損傷を軽減し、カラーした後の手触りまでこだわったダメージレスを実現。
これまでのカラーは特にリフトアップの際はpHとともにアルカリ量も高く髪の毛に対する負担も大きいので、いつも課題になっていたと思います。
これが少しでも軽減出来れば長期的な視点でもお客様の美容ライフが素敵なものになりそうです。
ちなみに従来のカラーとくらべて、施術後毛髪に残る18-MEA※がより多くなるとの結果も。
※キューティクルの外側で保護膜をつくっている脂肪酸で、髪の艶や手触りに寄与するもの
グロス発色
オイルで染める事で、より毛髪に深く色鮮やかに染着し、より長く色と艶を楽しめます。
従来のカラー剤では表現できなかった透明感、グロス感を感じる事ができるので、まるでトリートメントをしたような感覚になれます。
刺激臭カット
オイルの浸透圧で染める事が出来るようになった結果、アルカリ剤である『アンモニア』を無配合に。
あのツーンとした刺激臭をカット。
お客様により快適にカラータイムを楽しんでいただけます。
ちなみに【iNOA】という名前のの由来はNO!アンモニアから来ているとかないとか?
カラーの臭いが嫌いってお客様はけっこう多いですから、アンモニア無配合は意外にサロンの売りにできるかもしれませんね。
美容師の教科書がかわる?
もしこの「オイルデリバリーシステム」が業界のスタンダードになれば従来の、
「アルカリ剤でキューティクルを開くという教科書に載っているような方法をとらなくても染毛できる」
という内容に書き換わる可能性があります。それくらいこの『オイルデリバリーシステム』は革新的だという事なんです。
【iNOA】は日本のカラーの覇権を握れるか?
という事で、この斬新かつ革新的なオイルカラーは今後日本のカラーシーンにどう影響してくるのか?気になるところですね。
現在、カラー業界を引っ張っているのは『イルミナカラー』だと認識しておりますが、その牙城を崩せるのか?
はたまた同時期に発売される【エドル】はどうなのか?
いち美容師としてはいい商品が綺羅星の如く世に出てくるので楽しくてしょうがないです!
ちなみに【iNOA】はいくつか特許を取っているみたいなので数年は他のメーカーが真似できない様になってるとか。
商品が増える分僕ら美容師はしっかりと正確にその知識を蓄えておかないといけませんね。
またいろいろと検証していきます。
という訳で【現役美容師の問わず語り】を最後まで読んでいただきありがとうございました!
イルミナカラー、エドルについて👇
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